【冠基金助成】弥栄(いやさか)基金
「弥栄(いやさか)基金」とは?
弥栄(いやさか)基金とは、「地域に貢献したい。小規模で誠実な活動を行っている団体の力になりたい。」
という故人(匿名希望)の公正証書遺言に基づき、
その遺言執行人一般社団法人しんきん成年後見サポート沼津(代表理事 杉﨑 弘尚)より
公益財団法人ふじのくに未来財団へ贈られた遺贈寄付1,000万円を原資とした基金です。
遺言書の最後には遺贈寄付を受けていただける方に向け
「弥栄ましませ」という言葉を使われていたことから「弥栄基金」と名付けられました。
「弥栄」には、ますます繁栄することを願い、高らかに声を上げ万歳と叫ぶ
などという意味が込められています。
2024年度 2023年度 2022年度
【2024年度】助成事業
寄付者 | 匿名(遺贈寄付・一般社団法人しんきん成年後見サポート沼津を通したご寄付) | ||||||
応募資格 |
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金額 | 助成総額 2,000,000円 ※変更する可能性もあります 事業費の8割を上限として助成 | ||||||
公募期間 | 2024年 4月 30日(火)~ 2024年 6月 21日(金)17:00書類必着 (メール・FAXまたは郵送必着) ※2024年 6月 14日(金)までに事前相談・書類の事前チェックを受けること。 事前相談は完全予約制です(オンライン可)。必ず事前にご連絡ください。 連絡先 ふじのくに未来財団(ふじのくにNPO活動支援センター内) TEL:054-260-7601 Mail:info☆shizuokafund.org(☆を@に変えてください) ※事前相談・書類事前チェックとは? →よくある質問をご参照ください | ||||||
選考 | 選考委員会で選考 | ||||||
選考方法 | 書面審査、 プレゼンテーション審査 日程:2024年 8月 1日(木)13:30~ ※日程が確定しました。 会場:ふじのくにNPO活動支援センター または オンライン(Zoom) | ||||||
助成事業説明会 | 採択団体を対象に、事業の進め方や経費処理、報告書作成等についての説明会を オンラインで行います。 日程:2024年 8月 23日(金) 11:00~ ※各団体1名以上のご参加をお願いします。 助成事業全体の担当者の方、会計責任者の方のご参加を推奨します。 | ||||||
注意事項 |
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募集要項 | 2024年度第1回 募集要項(PDF) | ||||||
申請書類 | ※申請書類をメールで提出する際は、PDFなどにせずそのままお送りください。 | ||||||
その他 | 申請について よくある質問 ※必ずご確認ください。 ふじのくに未来財団助成事業費助成金交付要綱(PDF) |
助成事業の流れ(冠基金助成)
事業申請(事業計画書・収支予算書) ※申請前には必ず面談と申請書類の事前チェックを受けてください。 | 応募資格確認(CANPAN登録等) | 書類審査 公開プレゼンテーション審査 |
採択通知書交付(様式第3-2号) | 採択通知、交付申請書(様式第4号)、事業スケジュール表(様式第8号) | 交付決定通知書(様式第9号) |
事業実施、進捗確認 ※変更の場合、変更承認申請(様式第11号)と財団の指定する書類を提出 | 事業完了、 報告書(様式第13,14,15号)提出 | 報告会(11月ごろ、プレゼン資料作成) |
選考委員
- 築地茂さん【(株) 静岡新聞社 論説員】
- 杉山重人さん【税理士法人アップル】
- 大原みちのさん【焼津市市民活動交流センター「くるさ~」・静岡2.0 代表】
- 中野俊夫さん【(株) 日本政策金融公庫】
- 天野浩史さん【(公財) ふじのくに未来財団 理事】
【2024年度】弥栄基金
応募資格 |
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金額 | 事業費の8割を上限として助成 | ||||||
公募期間 | 2024年 4月30日~ 6月 21日 |
【2024年度】助成先選考結果
第1回選考委員会(プレゼンテーション選考)
日時 | 2024年 8月 1日(木) 13:30~17:00 |
会場 | Zoom |
応募件数 | 1事業 |
書面審査対象数 | 1事業 |
選考対象数 | 1事業 |
採択件数 | 1事業 |
【2024年度】採択事業
子どもの居場所かけはし事業
団体名 | space for children かけはし |
情報公開度 | ★★★★ |
事業拠点 | 沼津市 |
事業概要 | 毎週金曜日(0歳以上の支援の必要性を感じる子どもたち対象)と、月2回火曜日(小学6年生中学生高校生対象)に、子どもたちが安心して自由に過ごせる場所を提供する。様々な状況の子どもたちとの交流の中、子どもや家庭が持つ問題を発見し、関係機関と連携を謀ることで未来に希望を持って生きていけるようサポート活動を行う。その先に、子どもたちを中心に据えた地域の助け合いの輪をつくり、地域社会が活性化していくことを目的とする。 |
事業費 | 808,000 円 |
助成金額 | 483,000 円 |
事業実施期間 | 2024年 9月 3日~2025年 3月 28日 |
選考委員会の講評 | 子どもの居場所づくりやいろいろな家庭問題を抱えている子のサポートをなど、とても丁寧な活動を継続されている印象を受けました。また、今後の組織運営についてもしっかり考えられていることを高く評価します。助成期間中に基盤整備をして、資金面でも継続性・自立性のある団体にしていっていただけることを期待します。 |
【2023年度】弥栄基金
応募資格 |
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金額 | 事業費の8割を上限として助成 | ||||||
公募期間 |
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選考委員
- 築地茂さん【(株) 静岡新聞社 論説員】
- 白田誠一さん【(株) 日本政策金融公庫】
- 磯谷千代美さん【NPO法人NPOサポートしみず 理事長】
- 山田夏子さん【公認会計士、税理士】
- 佐藤和江さん【(公財) ふじのくに未来財団 理事】
【2023年度】助成先選考結果
第2回選考委員会(プレゼンテーション選考)
日時 | 2023年 2月 27日(火) 13:30~17:00 |
会場 | Zoom |
応募件数 | 2事業 |
書面審査対象数 | 2事業 |
選考対象数 | 2事業 |
採択件数 | 2事業 |
第1回選考委員会(プレゼンテーション選考)
日時 | 2023年 8月 1日(火) 13:30~17:00 |
会場 | Zoom |
応募件数 | 4事業 |
書面審査対象数 | 4事業 |
選考対象数 | 3事業 |
採択件数 | 3事業 |
【2023年度】採択事業
KIDS ART WEEKS 応援事業~小学校がアートでいっぱい!~モデル事業
団体名 | アルテ・プラーサ |
情報公開度 | ★★★★ |
事業拠点 | 三島市 |
事業概要 | 子どもがアートに接する機会が少ない東部地区で、小学生を対象に小学校の空き教室等で約2週間、美術作品展、対話鑑賞、五感を活かしたワークショップ、アーティストと子どもの交流等の事業を実施します。事業を通じアートへの関心、創造性・独創性を育み、併せて「自己肯定感や未来を切り拓く」力を伸ばせるよう目指します。さらに、本事業の地域展開を目標に啓発用DVD等を制作し、教育者、関係機関等に普及・啓発を行います。 |
事業費 | 1,462,850 円 |
助成金額 | 1,170,000 円 |
事業実施期間 | 2024年 6月 1日~2025年 5月 31日 |
選考委員会の講評 | 子どもの頃から質の高い本物の芸術に触れることは、人間形成の上でたいへん重要ですので、ぜひ東部だけでなく中西部にもこの活動を広げていただきたいと思います。ただ事業としては、将来的な資金調達について懸念が残ります。事業費が高額であり、持続可能性が低いと感じてしまうため、一過性のイベントで終わらぬよう将来の財源確保についての計画を念頭に入れながらの事業実施を採択の要件といたします。 |
こどもローカルマガジンプロジェクトCOLOMAGA 活動マニュアル制作及び伊豆市版「KURURA」vol.12制作活動
団体名 | KURURA制作実行委員会 |
情報公開度 | ★★★ |
事業拠点 | 伊豆市 |
事業概要 | 2013年に伊豆市でスタートした「子どもローカルマガジンプロジェクトCOLOMAGA」は、地域情報誌の製作活動を通じて子ども達の表現力や発信力が向上し、地域への愛着がわき地域に好影響を及ぼすことが分かってきた。その成果が認められ現在全国17地域に広がっているが、この10年の活動のノウハウを「マニュアル」の形でまとめ、他地域への波及を加速させ各地域の持つ課題解決の一助となると共に、すでに実施している地域の継続をしやすくし持続可能な活動にしたい。 |
事業費 | 760,600 円 |
助成金額 | 600,000 円 |
事業実施期間 | 2024年 1月 4日~2025年 3月 15日 |
選考委員会の講評 | コロマガを作成することで、子どもも大人も変化していくという、とても興味深い取り組みだと思います。また、マニュアルを作ることで次世代への事業承継に役立つというのは、事業の持続可能性という意味で非常に有意義です。実際に、コロマガに関わり続けたことで地域への愛着が強まり、伊豆市に帰るきっかけになった事例もあるということなので、ぜひ継続していただきたい事業です。 |
再チャレンジ可能な社会づくり(再犯防止推進)
団体名 | 一般社団法人YOMIGAERIプロジェクト |
情報公開度 | ★★★ |
事業拠点 | 沼津市 |
事業概要 | 日本財団が再犯防止の取り組みとして10年前から実施している「職親プロジェクト」は、少年院出院者や刑務所出所者の就労支援を通じて対象者の自立更生を促す活動ですが、まだ知名度が低いという課題があります。そこで企業に職親プロジェクトの活動内容を理解し、職親企業への登録をしてもらうために、沼津市と富士市で研修会を開催しました。 |
事業費 | 340,325 円 |
助成金額 | 272,000 円 |
事業実施期間 | 2023年 9月 1日~2024年 5月 31日 |
選考委員会の講評 | 団体の活動は応援したいのですが、今回はイベントのための事業という印象を強く受けます。チラシを闇雲に送付しても関心のない企業には何も響かず、成果を得られないように思いますので、効果的な広報をお願いしたく事業費を一部減額して採択としました。 また、イベントが一過性のものにならないよう、採用してくれる企業を見つけ、継続的にフォローしていっていただけることを条件といたします。 |
《『普通』ってなに?子どもの居場所になるまちを考える》映画上映&講演会
団体名 | はぐぬま(はぐくむまち ぬまづ研究所) |
情報公開度 | ★★★ |
事業拠点 | 沼津市 |
事業概要 | 第3の子どもの居場所を公設民営で運営している先進的なモデルとして全国から注目を集めている「川崎市子ども夢パーク(ゆめパ)」に集う子どもたちを追ったドキュメンタリー映画『ゆめバの時間』の上映と、ゆめパの創設に関わり以前所長を務めていた西野博之氏の講演会を2023年9月2日に沼津市図書館で開催しました。悩み事を抱えた子どもと保護者を受け入れる施設の少ない静岡県東部において、子どもと関わる全ての大人にこの施設を知ってもらい、異なる立場の大人が意見を交わし合えるコミュニティの形成とまち全体で多様な受け入れ先を作りながら子どもたちの成長を見守り支えていける地域づくりを目指しました。 |
事業費 | 249,795 円 |
助成金額 | 198,000 円 |
事業実施期間 | 2023年 9月 1日~2023年 11月 30日 |
選考委員会の講評 | 川崎の成功事例を基にした映画や講演を見て事例を知ってもらうだけではなく、自分たちの作りたい子どもの居場所を探し、築いていただけることを期待します。移住してこられた方だからこそ見つけられることもあると思いますので、ぜひ横のつながりも広げつつ活動していってください。 |
みしまコロマガ制作プロジェクト
団体名 | ころころキコロ |
情報公開度 | ★★★ |
事業拠点 | 三島市 |
事業概要 | 三島市の子どもたちに地元の良いところを再認識し、地域とのコミュニケーションから郷土愛を育んでもらうために、子どもたち自身が取材先の決定から編集まで行う地元密着型のフリーマガジンを作成しました。子どもたちがプロの編集デザイナーのチームから指導を受けてゼロから制作工程に関わることで、身近な印刷物はどのように作られているかを知ることや、取材先との交流を深めることができました。 |
事業費 | 590,580 円 |
助成金額 | 467,000 円 |
事業実施期間 | 2023年 9月 1日~2024年 1月 31日 |
選考委員会の講評 | 既に他地域でも実施事例があり、子どもたちの主体性が発揮できて地域の活性化にも貢献できる良い事業だと思います。独自の成果物と三島からのクリエイター誕生を楽しみにしています。 |
【2022年度】弥栄基金
応募資格 |
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金額 | 事業費の8割を上限として助成 | ||||||
公募期間 |
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選考委員
- 築地茂さん【(株) 静岡新聞社 論説員】
- 白田誠一さん【(株) 日本政策金融公庫】
- 磯谷千代美さん【NPO法人NPOサポートしみず 理事長】
- 山田夏子さん【公認会計士、税理士】
- 佐藤和江さん【(公財) ふじのくに未来財団 理事】
【2022年度】助成先選考結果
第2回選考委員会(プレゼンテーション選考)
日時 | 2023年 2月 15日(水) 13:30~17:00 |
会場 | Zoom |
応募件数 | 3事業 |
書面審査対象数 | 3事業 |
選考対象数 | 1事業 |
採択件数 | 1事業 |
第1回選考委員会(プレゼンテーション選考)
日時 | 2022年 8月 4日(木) 13:30~17:00 |
会場 | Zoom |
応募件数 | 5事業 |
書面審査対象数 | 5事業 |
選考対象数 | 3事業 |
採択件数 | 3事業 |
【2022年度】採択事業
団体名 | 遊水匠の会 |
情報公開度 | ★★★ |
事業拠点 | 三島市 |
事業概要 | 静岡県東部を対象に農園の土壌改良、竹林伐根間伐、椚林保全等により、脳に有効な無農薬有機栽培野菜・タケノコ・椎茸で食生活習慣の改善を図り、認知機能の低下防止を図りました。 |
事業費 | 816,866 円 |
助成金額 | 500,000 円 |
事業実施期間 | 2023年 4月 1日~2024年 3月 31日 |
選考委員会の講評 | 社会的に問題になっていることを農園整備やイベントで緩和していこうというアイデアは面白いと思います。できれば、事業に参加された軽度認知症の方の半年後、1年後、また数年後の効果を調査していただけると良いと思います。専門医の方にも協力していただけるとのことで、事業終了後も成果を測れるよう、長く続けていただくことを期待します。 |
お空っこ家族のグリーフケア
団体名 | Mallow~お空の天使を想う会~ |
情報公開度 | ★★★ |
事業拠点 | 御殿場市 |
事業概要 | 流産・死産・人工流産(中絶)・新生児死を経験された方へのケアや行政や医療機関と連携し切れ目のない支援やグリーフケアの周知・ケアの向上を行いました。 |
事業費 | 1,056,784 円 |
助成金額 | 779,000 円 |
事業実施期間 | 2022年 9月 1日~2023年 3月 31日 |
選考委員会の講評 | グリーフケアには新しい社会的なニーズがあると思いますし、団体の活動に込める熱い想いも理解できました。申請事業の目的は周知といのちの講話が中心になっていますが、社会的認知度を高めるためにもグリーフケアの明確な定義づけと、事業の必要性と正当性を客観的にわかりやすく説明できるようにしてください。 |
飼い主のいない猫 及び 高齢者の動物問題に取り組む
団体名 | 動物ノート |
情報公開度 | ★★★ |
事業拠点 | 沼津市 |
事業概要 | 猫を飼っている高齢者世帯の方が介護施設に入居したり、亡くなったりした際、その猫の行き場がなくなり、野良猫になってしまうという例が介護の現場では度々起きてきていました。そこでは多頭飼育崩壊の問題も見られるため、介護支援事業者と民生委員、動物保護団体などが早期に連携を取り、動物が繁殖してしまう前に抑制を行うことが重要です。そこで、当団体が不妊手術や支援をしていることを高齢者の家族や介護支援者に知ってもらえるよう、行政を通じてチラシを配布しました。また、行政や市民から相談を受けた現場で猫の保護活動を行いました。 |
事業費 | 670,814 円 |
助成金額 | 500,000 円 |
事業実施期間 | 2022年 8月 31日~2023年 8月 31日 |
選考委員会の講評 | 多頭飼育崩壊や高齢者の飼育問題は、動物愛護に留まらず福祉の問題でもあるといえます。ボランティア活動には金銭的にも精神的にも限界があります。コミュニティの中で行政や様々な団体と連携して活動を進めていってください。 |
あひるBOOK CLUB ~青少年にもっと本を身近に感じてもらおう~
団体名 | 一般社団法人ママとね |
情報公開度 | ★★★ |
事業拠点 | 三島市 |
事業概要 | 主に三島市の本好きな小学生から高校生を対象に、青少年の健全育成と地域のサードプレイスとなることを目指して、当団体が企画運営する私設図書館「あひる図書館」で、認知度および利用度を高めるための講座やイベントを開催しました。また、あひる図書館が「街のみんなで作るライブラリー」であるということを知ってもらうためにパンフレットを作成しました。 |
事業費 | 555,472 円 |
助成金額 | 444,000 円 |
事業実施期間 | 2022年 9月 1日~2023年 8月 31日 |
選考委員会の講評 | 図書館でイベントを行うという内容は興味深いと思います。中高生の利用率を上げて、ぜひサードプレイスになるように働きかけていってください。一方で、三島市を中心とした事業なのにサイト制作費や動画配信費の割合が高く感じられたため、減額採択とします。まずはそれ以外の事業をしっかり進めていってください。 |